[2] ニュージーランド余話 8/19
2006年09月08日(金) 20時46分 更新
子供たちはそれぞれに3日間のホームステイに入り、取り残されたスタッフはこの間、幸いにも必然的な自由時間ができた。一緒に夕食や市内散策をするほか、それぞれに書店に行く人、美術館や博物館や大学の見学と別行動の時間も出来た。そこで緊急連絡の携帯電話番号を確かめ合って、私は最初の日はオプショナルツアーの半日コースでハーバーブリッチを歩いて渡ることにした。なんとなんとそれは単なる歩道を歩くのではない。橋脚の上にかかるアーチの上の金網の道を歩くコースで、その装備、ベルトと鎖をつけて安全が確保されているとはいえ、真冬の冷たい強風にさらされて鉄策の上を歩くのはいささかみじめだった。救いは京都から留学に来ていたかわいい日本人女学生とそのステー先のやさしいお父さんたちと一緒だったので、励まされながらブリッチのアーチの最高場所から、オークランド市内を眺める景色は格別のものがあった。
この我々の立っている下の橋道を車が通り、我々が手を振ると、ほとんどの運転手の皆さんハンドルを手放し両手を振って応えてくれる。ニュージーランドの人々のサービス精神がよく分かった。
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